それはそれは節約家だった、夫の祖父。

　１億以上の資産を残して、亡くなりました。（夫推定　株価と株所有数からの計算）
１億以上の資産は、ほとんどが株でした。
土地や建物もありましたが、あとは投資でした。

　祖父は、特別な会社役員でもなく、平凡なサラリーマンでした。

　私と夫が結婚した時は、まだご健在でしたので、私は今でも夫の祖父のことをよく覚えています。

　お正月や、お祝いごとで伺ったのですが、家はとても古かったです。
こんな床、通ったことないというくらい、歩けばぼこっと凹んで、床に穴が開いてそのまま怪我するんじゃないかと思うほどでした。

　台所で、調理をさせていただくとき、両手鍋を見てびっくりしました。
片方の取っ手がとれていて、取っ手がついていたはずの穴が２か所開いているのですが、そこに
ぐるぐると針金で２周くらい巻いてある、針金の取っ手がつけられていたのです。
しかも、その鍋は、そこらへんで売ってある鍋のほうがよほど高級ではないだろうかと
思われるほど、古くて軽い鍋でした。

　８０を過ぎても、節約をされているお金持ちの夫の祖父を見て、
幸せなのだろうかと、不思議に思ったのを覚えています。

　そんな夫の祖父は、家族に大事に大事にされて亡くなりました。

　夫の祖父は、若いころから株を持っておられました。
電力会社やバス会社など、変動が少ない手堅い株を所有されていたようでした。
そして、バス会社の株主優待券を使い、子供たちの通学費用を、株主優待券で賄ったり
されていたようです。賢かったですね。

　しかし、夫は祖父の影響で投資をしたわけではないそうです。
夫の投資は、自分で考えてやったそうです。きっと祖父と性格が、似ていたのでしょう。

　貧乏家族に育てられた私は、あのころ、夫の祖父を見て、何のために
生きているんだろう、と疑問に思いましたが、今は少し気持ちがわかるようになってきました。

ただ、もう少しうちは一歩進んで、子供の数も多いため、子供たちに「自力で生きること」や「少しでも楽して生きる方法」を教えたいです。

　自らの貧乏生活の経験と、夫に会ってからの節約生活のことを、
本にしたいと思っています。

　まずは、今、文章を書くことの練習のため、ブログを毎日書かせていただいています。
読んでいただいて、ありがとうございます。

　１、毎日、文章を書く。
　２、本を読む。
　３、２週間くらいで、一冊分くらいの文章は書く。

　この３つを宿題としてするように、言われています。

　また、自費での出版は、やめようと思っています。
頑張ります。　今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。